Manjaro xfce
Linuxのディストリビューション総合サイト https://distrowatch.com/
manjaroのディストリビューションサイトは以下の通り https://manjaro.org/
Archベースで64bitのみ、ディスクトップはxfce,KDE,Plasma,GNOME,Architectを採用
ハードディスク使用は10Gバイト程度、起動後の使用メモリは0.6Gバイト程度
軽量、多機能、高安定で人気、2021年3月で2位(distrowatchより)
ラズベリーパイ4でも利用できる
ISOファイルのダウンロードは以下のサイトよりダウンロード https://manjaro.org/download/
ダウンロードしたISOはbalenaEtcher等の専用ツールを使ってUSBを作成する
ここでは可能な限りの日本語化と日本語入力可能とする
設定(インストール)
インストーラー媒体を挿入してライブ起動
使用するドライバがオープンソースかソース開示しないプロレタリアのいずれかを選択
特に問題なければ後者の方が安定しており性能も良い
インストール開始
インストール言語の設定
場所とタイムゾーンを設定
キーボードの設定
パーティション作成方法の設定
上はディスク全体を使って自動でパーティションを作成する
下は全てのパーティションを手動で設定する
スワップパーティションが必要な場合はスワップを使用するを選択
スワップパーティションを使用しない時はスワップファイルが使われる
手動パーティションの参考最小値
efiに512Mバイト,ルート(/)に20Gバイト,swapに2G程度
ユーザーの名前とID及びパスワードを設定
コンピュータの名前(ホスト名)を設定する
管理者であるルートパスワードの設定
オフィスアプリの設定(なし,libreoffice,freeoffice)のいずれか
インストールの設定情報
インストールの最終確認
インストールの開始
インストールの終了
再起動
インストール後のログイン
ログイン後の初期画面
アップデートを確認して適用で開始
ルートパスワードの入力
アップデートされるパッケージ詳細表示と適用
アップデートの終了
再起動
アップデート完了後の初期画面
日本語用の言語パッケージのインストール
言語パッケージのインストール開始
ルートパスワードの入力
言語パッケージのインストール完了
インストールされている言語パッケージ一覧
他のアプリインストールのためにapplicationをクリック
browsersを展開してchromiumを選択
(google chromeも利用できるがビルドが必要)extended languge supportを展開してfcitxを選択
インストールアプリの確認
追加インストールオプションの選択
ルートパスワードの入力
インストール開始
インストール終了
再起動
日本語変換方法の設定
変換方法(ローマ字/かな)いずれかの設定
必要であればその他の設定
日本語環境の設定
上記の様に2つのキーボードがあれば正常で全体の設定タブ選択
日本語変換のオン/オフを切り替えるキーの設定
標準ではcntl+spaceキーとWindowsにある全角/半角キー
変更するにはいずれかをクリックして好みのキーを押して設定
必要であればその他も変更
設定した日本語入力キー押して日本語入力の確認
使い方
メイン
ログイン後の初期画面
manjaroは英語版だが非常に詳しいマニュアルが付属しているhttps://jaist.dl.osdn.jp/storage/g/m/ma/manjaro/Manjaro-User-Guide.pdf
(必要であればgoogleで翻訳、容量の制限で一括翻訳は不可)
ウェルカム
メニューを利用しなくても最低限の関連機能へリンクするための画面
「起動時に表示する」のチェックで自動起動
メインメニュー
メインメニューをクリックすることでカテゴリー毎のサブメニューが表示されるので実行したいアプリを選択
実行したいアプリがわかっている場合は上部の検索にアプリ名を入力して表示する
このメニューから設定マネージャー、ロック画面、ユーザー切替、ログアウト画面へ遷移する
左表示されているメニューバー(パネル)は上下左右へ変更できる
画面の何もない位置で右クリックでもメニュー表示が可能
ログアウト
右最下部のログアウトボタンまたはメインメニューのログアウトボタンを押すことで表示される。
画面より実行したいボタンを選択する
設定マネージャー
設定マネージャーを選択することで表示される
設定は個人設定、ハードウェア、システム、その他にカテゴライズされており、多くの設定をGUIで可能
設定の内容によってはroot権限が要求されるため事前に設定
しているパスワードを入力する。
root権限を要求される設定は重要で影響が大きいので慎重に実施すると共に判断ができない場合は変更しない
ファイルマネージャー
標準でインストールされているファイルマネージャーはthunar
ディレクトリー、ファイルの管理を行うアプリでありマウントされているメディアについて操作する
ログインユーザーで許可されているディレクトリー、ファイルを操作する
許可されないディレクトリー、ファイルはroot権限でthunarを実行することが可能だが、細心の注意を払い実施する
firefox
標準でインストールされているブラウザはfirefox
メニューを日本語化するにはリファレンスで言語を日本語に変更する
chromeのオプンソース版のchromiumはパッケージインストーラーよりインストールする
chromeはAUR(Arch User Repository)よりダウンロードしてインストーできるがmake(コンパイル)が必要なためお薦めしない
パッケージアップデータ
パッケージマネージャーを起動させると自動的に更新チェックを行い、有無を表示
ターミナルを使用ししたコマンドも利用可能だが、特に理由がなければ用意されたGUIを利用する
パッケージアップデート
パッケージアップデートが確認された場合はアップデートするパッケージが表示される
適用ボタンを選択で開始しroot権限が要求される
パッケージインストーラ
カテゴリー別にインストール済みか否がパッケージ毎に表示されるのでインストール又はアンインストールする物を選択する
パッケージ名が分かっている場合は検索も可能
適用ボタンを選択で開始しroot権限が要求される
LibreOffice
microsoft officeの代替オフィスソフトであり、MacOS,Windowsでも利用できる
文書作成(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)、図形作成(Draw)、数式(Math)、データベース(Base)が含まれている