ChromeOS

ChromeOS Flexの注意点

ChromeOSの初期画面

Googleアプリ、Chrome拡張機能、Google PlayのAndroidアプリが標準で利用できLinuxを有効にしてアプリをインストールすればLinuxアプリも表示される
ChromeOSは左下のアプリ表示ボタンが黒に塗りつぶされていません

ChromeOS Flexの初期画面

Googleアプリ、Chrome拡張機能が標準で利用できLinuxを有効にしてアプリをインストールすればLinuxアプリも表示される
Google PlayAndroidアプリは現在は利用できない
ChromeOS Flexは左下のアプリ表示ボタンが黒に塗りつぶされています

ChromeOSとChromeOS Flexはほとんど同じですので

区別なくLinuxを中心に記述します

OSインストーラー準備

インストーラー作成のためにChrome拡張機能のリカバリユーティリティを有効にする

リカバリユーティリティ起動

拡張機能からリカバリユーティリティを実行する

8G以上のUSBメモリまたはSDカードを準備する

対象機種かOSの選択

リカバリ対象の機種またはOSを選択する

ChromeOSの選択

Chromebookの場合はメーカーと機種を選択

ChromeOS Felxの選択

WindowsまたはMacのIntelPCの場合は上記の様に指定

USBインストーラーの作成

USBメモリまたはSDカードを挿入してダウンロードとインストーラーの作成が開始される

インストールは難しくないので省略、以下はインストール後に利用する主な機能を解説します

アプリの一覧と起動

アプリの起動はChromeOS,Linux区別なく起動できる

システムの終了と概要状況

ログアウト、システム停止、ネットワーク等の基本設定も可能

起動直後のシステムリソース

起動時に1.5G程度のメモリ使用なので4Gメモリが必要

PCのハードウェア情報

ファイルマネージャー

管理はシンプルでマイファイル内にデータを格納する
外部ストレージはGoogleドライブとUSB及びSDカード

Androidに似た基本設定

ストレージ管理

細かいパーティションやフォルダ管理はできない

アプリ管理

デベロッパー内のLinux開発環境

Linux開発環境内で大まかな管理はできる
Linuxが有効化されていない時はデペロッパーにはLinux開発環境欄に「オンにする」が表示されているのでオンにすればLinuxが10分程度でインストールされます
インストール後はLinux環境を削除すれば消えてインストール前の状態に戻ります

ChromOSのアップデート

ChromeOSのアップデートは一番下のChromeOSについてで表示されますWindowsと違いアップデート時間はSSDなら10分程度で終了します

GoogleはChromeOSでLinuxを使える様にLXC(Linux Containers)技術を活用してCostiniとして開発したもので、1つのLinuxカーネルを実行しているコントロールホスト上で、複数の隔離されたLinuxシステム(コンテナ)を走らせるOSレベル仮想化でVMwareやVirtualBoxのに代表されるホスト型ではないので軽量な仕組みです

Croshの起動(ctrl+alt+T)

専用コマンドで操作可能

Croshのtopコマンド

システムリソースと実行タスク

Croshのvmcコマンド

Linuxコンテナの状態や開始/終了等

vsh terminaでログインしてlxcコマンドも利用可能

Linuxの起動

Penguinのクリックで起動

Linux起動中

Linuxで使用するディスク容量(標準は10G)を変更可能

Linux起動完了

一部のコマンドを除きほとんどのLinuxコマンドが使える

Linux起動後の状態

全体として3.5Gのメモリを使用しているのでLinuxが2G程度

快適に使うには8G程度は必要

Linuxのアップデート1

sudo apt updateでアップデート確認

Linuxのアップデート2

コマンドはsudo apt upgrade、GUIパッケージ管理をインストールすればGUIでアップデートの他にアプリの追加/削除も可能

Firefox起動

ChromeOS FlexはAndroidアプリが使えないのでLinuxアプリを利用

オフィスアプリを起動

無料のLibreOfficeやOpenOfficeが利用可能
日本語の入力はChromeOSとLinuxそれぞれに必要になり
Linuxで使用する場合はChromeOS側をオフ(英数)にする

リモート接続アプリを起動

Chromeリモートディスクトップ以外の方法で
Windows,Mac,Linuxへリモート接続可能

2つのファイルマネージャ

右はChromeOS,左はLinuxのファイルマネージャ(thunar)

ChromeOSとLinux間共有

ChromeOSでLinux共有を指定すると共有管理に表示される

ファイルマネージャの見え方

Linuxは/mnt/chromeos配下になる

LinuxへのSSH接続

SSHDは標準でインストールされているがエラーでサービスが停止しているので利用する場合は Linux内の設定変更が必要

ポート開放

ChromeOSのポート転送設定でポート番号(1024以上)を指定

LinuxからのSSH接続

他のPCへSSH接続する場合に接続情報を設定できる
設定しなくてもLinuxのターミナルからSSHコマンドでも実行可能