近年はWebとメール及びSNSの範囲であればスマートフォンで十分ですが企業や大学での報告書,プレゼン資料,論文,設計書作成はパソコンが必要になります。
パソコンOSとしてはWindows10がオフィスソフトの影響もありシェアが大きいのですがレガシーと品質の悪いアプリの影響でWindows updateには全世界のユーザーが大迷惑を被っています、もう一つはMacOSが考えられますがアップルPCでしか利用できなくシェアでは10%以下で期待はできません。
また、利用するハードウェアはWindowsPCかMacPCになりますが年数が経てば標準OSのサポートが切れてセキュリティ問題でインターネット接続ができずにまともに利用できなくなります。

両方のPCで使えて最新OSで最新のブラウザを利用できる条件を満たすものはリナックス(Linux)だけです。
サーバーとしての設置台数は断トツで家電などの組み込み系でも幅広く利用されておりMacOS,iOS,Androidとは親戚です。
また、最近はiOSやAndroidの普及によりインターネットを中心としたクラウド型のサービスが一般的になりましたがAWSをはじめほとんどのサーバーはリナックスを利用しており世界のネットワーク基盤を支えていると言っても過言ではありません

一方、日本のIT利用と教育は先進国中で最下位といわれており、子供のプログラミング教育とコロナ対策の給付金,支援金,Cocoa,ワクチン予約などのドタバタが残念ながらこの事を証明してしまいました。
インターネットの普及で世界が狭くなりフラット化している現在ではコンピュータとデータ活用及び論理的な思考ができないとビジネスだけではなく国家存亡の危機とまで言われており、英語教育と同じにならないように苦手意識を持たずに「間違っても直せば良い」と思いリナックスを使えば以外と簡単です、壊れても直しやすく無料で何度でも再試行できます。
最初は慣れるまで少し時間はかかりますが使った時間は何らかのノウハウとして残り無駄にはなりません。

前置きが長くなりましたがリナックスを利用する上で幾つかの課題と誤解があります
課題1:種類(ディストリビューション)が数百あり特定のリナックスを探すのが難しい
→人気のトップ5を使う
課題2:インターネットに情報はあるが分散しており不適切な説明もあり情報入手が難しい
→人気のトップ5の情報を使いそこから他の情報を得る
課題3:実際に利用しており教えられる人が周りにいない
→インターネットを中心に情報サイトと動画を利用する

誤解1:英語が分からないと使えない
→日本語の資料も沢山あり必要ならGoogle Chromeで日本語に翻訳する
誤解2:コマンドを知らないと使えない
→WindowsやMac同様に画面からGUIで操作できる(コマンドが使えればより効率的で便利に使える)
誤解3:WindowsやMacに比べると難しい
→利用すればわかるがWindowsよりは洗練されて使いやすく論理的で無駄がないので理解しやすい

上記の様な課題や誤解を解決するために利用準備,設定と使い方,活用レシピ,ラズベリーパイ,クラウド,Android,の6つのカテゴリー+おまけでステップバイステップで慣れる様に構成しています

1.利用準備→特徴とWindows,Macとの共存方法及び必要な知識、ライブUSBでのお試しで利用、
リナックスの本格活用前の知識を解説
2.設定と使い方→人気のMXlinux,Manjaro,Mintディスクトップ,Debian Serverの他にオフィス,VirtualBox,
リモート接続のインストールと使い方を解説
3.活用レシピ→ディスクトップ利用ではなくサーバーとしてWeb会議などの特定目的で活用する方法を解説
4.ラズベリーパイ→プログラミングとコンビュータの知識習得及び活用方法を安く確実に学ぶ方法を解説
5.クラウド→便利に使える無料クラウドサービスを解説
6.Android→リナックスで作られているので一緒に利用することでIoTへの活用範囲拡大を解説
おまけ→各コンピュータをリモート接続する方法とWeb会議で利用できる便利なホワイトボードを解説

リナックスは「ある程度の知識」がつけば自力で知識を吸収して様々な分野で活用できるようになり、近年で言われているIT(インフォメーションテクノロジー)を駆使して最適なDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現または提案することも可能になります。
このサイトは「ある程度の知識」を身に付ける手伝いができればと思い作成しました。

最後にプログラミングを学んでITのお仕事などの悪徳商売に踊らないようにしてコンピュータのハードウェアとソフトウェアの知識も同時に習得することが非常に重要です
プログラミングだけでは「ある程度の知識」としては知識不足で大して役には立ちませんので騙されないように注意して下さい
また、体系的にソフトウェアエンジニアリングを学ぶならSWEBOK(ソフトウェアエンジニアリング知識体系)を強くおすすめします
将来的には必要となるPMBOK(プロジェクトマネージメント知識体系)やBABOK( システムアナリシス知識体系)もありますので概略だけ押さえておけばSWEBOKの本質理解が容易になります

ソフトウェアエンジニアのSWEBOK