Pi zero

  • 特徴

  • 利用できるOS

  • 記憶媒体

  • 通信

  • ラズベリーパイゼロは2千円以下の価格でサーバー,IoTデバイスとして利用できる

  • 無線LANの他ブルートゥース,マイクロUSBポートを1つ搭載ており超小型のシングルコンピュータに最適

特徴

  • CPU
    Raspberry Pi Zero W,WH CPUは最新のARM ARM1176JZ-F(ARMv6 動作クロック 1.0GHz

  • RAM
    512MB

  • ビデオ出力・GPU
    搭載GPUは、1080p30 H.264 high-profileデコード、OpenGL ES 2.0 ビデオ出力はMini HDMI 1つ

  • USB
    Micro USB
    2.0 1つ

  • ネットワーク
    無線LAN(WiFi)IEEE 802.11 b/g/n/ 2.4
    Bluetooth 4,1

  • 電源入力コネクター
    電源入力コネクター Micro USB Bソケット 5V 1A

利用できるOS

  1. Raspberry pi OS With Desktop

  2. Raspberry pi OS Lite


有線LANがないのでPi3,Pi4で無線LANもセットアップして利用する方が簡単で早く完成できる
Pi3,Pi4がない場合はUSBLANアダプターを利用して有線LANでセットアップする方が簡単
他に
ManjaroやopenSUSEのサーバー版なら稼働できるかもしれないが検証していない

Raspberry pi OS With Desktop

  1. 入手は以下より
    https://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/#raspberry-pi-os-32-bit
    Raspberry pi OS With Desktopを選択

  2. ダウンロードした.img.xzをEtcherなどを使いSDカードに書き込む(インストールは不要)

  3. Pi4を利用してSDカードから起動してネットワーク,アップデート,日本語化設定を行う

  4. VNCとXRDPが実行中でもメモリ使用は0.2G以下でディスクも6G程度で非常に安定しており最適なOSです

  5. メモリが512Mなのでブラウザは起動しない方が良い

Raspberry pi OS Lite

  1. 入手は以下より
    https://www.raspberrypi.org/software/operating-systems/#raspberry-pi-os-32-bit
    Raspberry pi OS Liteを選択

  2. ダウンロードした.img.xzをEtcherなどを使いSDカードに書き込む(インストールは不要)

  3. Pi4を利用してSDカードから起動してネットワーク設定,アップデートを行う

  4. メモリ使用は0.04G以下でディスクも2G程度で非常に安定しておりサーバーには最適なOSです

  5. 日本語化するとコンソールが文字化けするので英語のままでSSH接続(日本語を表示)利用を薦める

記憶媒体

・SDカード
・USBメモリ
・USBハードディスク,SSD

通信
・無線LAN(WIFI)
・ブルートゥース
・USBLANアダプター
・USBテザリング
・USBLTE ドングル

  • ラズベリーパイはモニターが付属していないため別途モニターを用意する必要があるがリモートディスクトップ(VNC,RDP)またはSSH接続を利用した方が利用しやすく特徴が活かせる

  • 省電力で高耐久なので24時間,365日の稼働にも耐えうるがSDカードは寿命があるので耐久性の高いものを使用すればIoTでも利用できる