約300のブロックをフローチャートイメージで組み合わせてAndroidスマートフォンのほとんどの機能を自動化するアプリ
4サンプルを用意し他のサンプルはコミュニティサイトから入手できる
Google Play よりAutomateアプリをインストールする
(Automateitという似たアプリがあるので間違わないように)
製品のサイトのURLは以下の通りで主にドキュメント
https://llamalab.com/automate/
コミュニティサイトのURLは以下の通りで主にフローの流通
(アップロードとダウンロード)
https://llamalab.com/automate/community/
30ブロックまでは無料で利用できる
30ブロックとは作成したプロック数ではなく実行している数であるため同時実行しない様にすれば有料版は必要ない
利用する機能に応じて選択するが分からない時は全部
superuser permissions (スーパーユーザー権限)
network permissions (ネットワーク権限)
settings permissions (設定権限)
storage permissions (ストレージ権限)
location permissions (位置情報権限)
media permissions (メディア権限)
personal permissions (個人情報権限)
app permissions (アプリ権限)
高機能なツールであるために使い方を間違うとデータが壊れる,個人データ漏洩,通信料金増加等の可能性があるが受け入れるか の様な文言
Acceptでメイン画面が表示される
メインメニューよりSettingを選択
By premium 30ブロック(実行数)までは無料だが越えると有料版が必要
Notification channels 通知設定
Thema テーマ設定
Always edit flowchart 常時フローチャート変更
Clear default 初期値のクリア
Privileges 権限設定
External storage 外部記憶(SDカードなど)
Outgoing call limit 電話回数制限
MMS sent limit MMSメール制限
SMS sent limit SMSメール制限
MMS size limit MMSサイズ制限
Run on system startup 端末起動と同時に起動
Deauthorize Google Drive access グーグルドライブの認証解除
Deauthorize Gmail access Gメールの認証解除
Authorize Superuser access スーパーユーザー権限認証(Root端末のみ)
Create backup バックアップの作成
Restore backup バックアップからの復元
以下省略
インストール時にいくつかのサンプルがあるのでFlashlightを利用
フロー一覧よりFlashlightを選択
StartボタンでFlashlightを実行
スマートフォンのライト点灯
Flashlight実行後のログ表示
作成したフローはPDFに変換して保存することも可能
フロー選択後に鉛筆マークをクリックする事でフローを表示して編集可能にする
フローを編集する
Flashlightブロック(処理)の設定編集
作成されたフローを流通させる仕組み
メインメニューよりCommunityを選択
カテゴリー,人気,最新,自分のアップロードで選択可能
Quick Toolsを選択
アプリを利用しないコミュニティサイトのURLは以下の通り
https://llamalab.com/automate/community/
Quick Toolsの概要
Quick Toolsをフロー表示
Quick Toolsをダウンロード
ダウンロードしたものを参照,編集可能
30ブロックを越えるフローは有料版でないと実行できない
製品のサイトのURLは以下の通りで主にドキュメント
https://llamalab.com/automate/
コミュニティサイトのURLは以下の通りで主にフローの流通
https://llamalab.com/automate/community/
全て英語なのでChromeで翻訳して利用(翻訳精度は高く読めばわかる)
アプリ
バッテリーと電源
カメラとサウンド
並行性
接続性
コンテンツ
日付時刻
ファイルストレージ
フロー
一般
インターフェース
ロケーション
メッセージング
センサー
設定
テレフォニー
サンプル1
端末起動完了のメッセージを受け取り特定の処理を実行させる
サンプルフローのダウンロードは以下をクリック
boot check.flo
Automateでダウンロードしたファイルをインポート
Start flowを適当なブロックに変更して利用可能
サンプル2
端末のデータ通信,LTE,WIFI,テザリングの状態を表示させる
サンプルフローのダウンロードは以下をクリック
network check flow.flo
Automateでダウンロードしたファイルをインポート
そのまま利用可能で結果はログに表示される
サンプル3
画面に入力した文字を読み上げる
サンプルフローのダウンロードは以下をクリック
テキスト読み上げ.flo
Automateでダウンロードしたファイルをインポート
Googleテキスト読み上げアプリをインストールすれば利用可能
サンプル4
TPLinkのスマートプラグのオン/オフを端末のバッテリー充電状況に応じて行う 充電が40%未満で充電開始,80%以上で充電停止
サンプルフローのダウンロードは以下をクリック
battery control.flo
Automateでダウンロードしたファイルをインポート
TPLinkのスマートプラグ,APIなどが必要なのでWrite fileの削除 とStart app "termux"を適当なプロックに変更して利用可能
Automateの変数は2種類ありますフロー内のみで有効なローカル変数と、全てに有効なグローバル変数があり、前者はフローの中で自由に定義して利用でき、後者はAtomicと表現されて専用のブロックで制御します。また、これ以外で変数を制御するにはテキストファイルを利用する方法もあります
データベースについてはAndroid用のSQLiteが利用でき、配列も利用できますのでデータベース連携も可能です
スクリプト系の言語に比べると制限が多いのですが、サブルーチン(部品化)も作成できますので共通処理を共通化して効率的にフローを作成すれば面白いものが作れます。また、300のブロックを知る事でスマートフォンについて理解する事ができますのでJavaやkotlinを利用したAndroidアプリの開発を行う場合の基礎知識としても役に立ちます
色んなことができますのでいつも利用している端末ではなく壊れても再インストールできるお遊び用の端末を用意することをお勧めします