リモートディスクトップ

  • リモートディスクトップは様々な種類がありますがVNCの例です

  • VNCには沢山のソフトウェアがありますがここではLinuxでのx11vncサーバー構築です

  • インストールはguiで利用できるsynapticを使用します

  • x11vncは基本的には1つのディスクトップを共有するタイプです

  • vnc viewerを利用してWindows,Mac,Linux,Android,iOSから利用可能

  • サンプルはサーバーにx11vncがLinuxで稼働しておりMacから接続です

  • x11vncは暗号化されていない為インターネット経由ではSSH接続との併用が必要

  • Windowsのリモートディスクトップ(RDP)とは異なります

設定(インストール)

  • synapticパッケージマネージャーを起動

  • x11vncを検索

  • x11vcnのインストール指定


  • パッケージのマーク


  • パッケージの適用


  • インストール完了


  • パスワード設定のために以下を行う

  • sudo x11vnc -storepasswd /etc/x11vnc.passを実行

  • パスワードの設定

  • パスワードの確認設定

  • sudo nano /etc/systemd/system/x11vnc.service
    でエディターの起動


  • サービスのために以下の内容を設定

  • cntl+oで内容の更新

  • cntl+xでエディター終了


[Unit]

Description=Start x11vnc at startup.

After=multi-user.target


[Service]

Type=simple

ExecStart=/usr/bin/x11vnc -display :0 -geometry 1366x768 -auth guess -forever -loop -noxdamage -repeat -rfbauth /etc/x11vnc.pass -rfbport 5900 -shared


[Install]

WantedBy=multi-user.target

  • x11vncの環境設定のために以下を行う

  • sudo systemctl daemon-reload を実行

  • sudo systemctl enable x11vnc.service を実行

  • sudo systemctl restart x11vnc.service を実行


  • x11vncの起動確認

  • sudo systemctl status x11vnc.service を実行

  • 上の画像のようになっていれば正常に起動中

  • vncのポート番号はサービス設定で変更可




使い方

Vnc viewerの起動

  • 左はvnc viewerを使用した場合

  • MacOSはFinderのサーバー接続も可能

  • Linuxは沢山のvnc viewerがあるのでお好みで

Vnc viewerの設定

  • 新規接続を選択

  • 接続したいPCのipアドレスを設定

  • 接続名を設定

  • 新規登録

x11vnc接続


接続


設定パスワード入力


x11vnc接続完了

  • 通常のディスクトップと同じ操作で利用可能

  • 無料のリモートディスクトップはRDPがありますが接続は1ユーザーのみで複数でのディスクトップ共有はできません

  • 無料のリモートディスクトップはChromeリモートディスククトップありますが1対1接続のみです複数でのディスクトップ共有はできません

  • 様々なデバイスで使用できるリモートディスクトップとしてはTermViewerが有名ですが1対1接続のみです複数でのディスクトップ共有はできなく無料で利用できる範囲が厳しくなりました

  • 他のリモート接続についてはRDP接続、Chromeリモートディスクトップリモートアクセス接続、Chromeリモートディスクトップリモートサポート接続、SSH接続をOS別に説明していますのでサイト内にある「おまけ」のリモート接続を参照して下さい