MXLinux xfce
Linuxのディストリビューション総合サイト https://distrowatch.com/
mxlinuxのディストリビューションサイトは以下の通り https://mxlinux.org/
Debianベースで32bit,64bit対応、ディスクトップはxfce,Flexbox,KDEを採用
ハードディスク使用は10Gバイト程度、起動後の使用メモリは0.6Gバイト程度
軽量、多機能、高安定で人気、2021年3月で1位(distrowatchより)
ISOファイルのダウンロードは以下のサイトよりダウンロード https://mxlinux.org/download-links/
ダウンロードしたISOはbalenaEtcher等の専用ツールを使ってUSBを作成する
ここでは可能な限りの日本語化と日本語入力可能とする
MXLinuxの標準設定ではsystemdが無効化されているので他の方法でサービス起動を検討するか、起動時のメニューよりオプションを利用
してsystemdを有効にできる
設定(インストール)
インストーラー媒体を挿入して起動
一番上を選択してライブ起動
ライブ起動中
ライブ起動後の初期画面
インストーラーを起動
インストーラーの初期画面
キーボードをusから日本語に変更
日本語キーボードレイアウトの選択
日本語キーボードレイアウトを一番上に移動
キーボード変更完了
次へ
インストールパーティションの設定
手動で設定する場合は上部のtoolをクリックするとgpartedが起動
自動で設定する場合はディスク全体を使用する
インストール先のディスクを選択と暗号化も可能
手動パーティションの参考最小値
efiに512Mバイト,ルート(/)に20Gバイト,swapに2G程度
ディスクのタイプが古いPCでBIOSはMBR,UEFIはESPを選択
ESPは専用のEFIパーティションが必要
ホスト名,ドメイン,ワークグループを指定する
ドメイン,ワークグループを指定しない時はそのまま
場所とタイムゾーンを指定
ログイン用のユーザーとパスワードを指定する
ルート(スーパーユーザー)のパスワードを設定する
必要なら自動ログイン設定も可能
インストールの開始
性能にもよるが10分〜30分程度
インストールの終了
再起動時の画面
インストーラー媒体を取り出してエンター
インストール完了後の初期起動画面で一番上を選択
ログイン画面で設定したユーザーパスワードを入力
インストール後の初期画面
アップデートありの場合は下から5番目のアイコンが緑になる
緑のアイコンをクリックしてアップデート開始
アップデートの内容が表示されるのでアップデートを選択
設定したルートパスワードを入力
アップデートの最終確認でyを入力
何かキーを押してアップデート画面終了
日本語関連アプリのインストールのために一般的なアプリ選択
ルートパスワードの入力
一番下にある言語グループまでスクロール
言語グループをクリックして展開
言語グループをjapaneseまでスクロール
日本語変換はibusとfcitxの2種類が用意されているのでどちらかを選択
選択したパッケージ(アプリ)のインストール開始
インストールの最終確認でyを入力
インストールの終了
言語グルーブで不足しいるアプリのインストール
stable repoタブをクリックして検索にmozcを入力
mozc-utility-guiを選択してインストールをクリック
薄いグレイはインストール済みを意味する
インストールの開始
インストールの終了
日本語関係アプリを有効化するために再起動
日本語環境アプリ設定のためにメニューよりfcitx設定を選択
上記の様に2つのキーボードがあれば正常で全体の設定タブ選択
日本語変換のオン/オフを切り替えるキーの設定
標準ではcntl+spaceキーとWindowsにある全角/半角キー
変更するにはいずれかをクリックして好みのキーを押して設定
必要であればその他も変更
メニューより日本語変換mozcの設定を選択
ローマ字/かな変換のいずれかを選択
必要であればそのほかも変更
テキストエディターで日本語入力の確認
設定した日本語変換キーでオンにして日本語を入力
変換候補の選択
標準ではfirefoxがインストールされているが日本語関連アプリと同様に一般的なアプリより選択してインストールできる
google chrome,chromiun等が選択できる
chromiumはchromeのオープンソース版
この方法でインストールしたイメージファイルは以下からダウンロードすることもできます
OSダウンロード のPCで利用できるリナックスOS内にあるMXLinux 19.4です
使い方
メイン
ログイン後の初期画面
mxlinuxは英語版だが非常に詳しいマニュアルが付属しいるhttps://mxlinux.org/manuals/
(必要であればgoogleで翻訳、容量の制限で一括翻訳は不可)
ウェルカム
メニューを利用しなくても最低限の関連機能へリンクするための画面
「起動時に表示する」のチェックで自動起動
メインメニュー
メインメニューをクリックすることでカテゴリー毎のサブメニューが表示されるので実行したいアプリを選択
実行したいアプリがわかっている場合は上部の検索にアプリ名を入力して表示する
このメニューから設定マネージャー、ロック画面、ユーザー切替、ログアウト画面へ遷移する
左表示されているメニューバー(パネル)は左右上下へ変更できる
画面の何もない位置で右クリックでもメニュー表示が可能
ログアウト
左最上部のログアウトボタンまたはメインメニューのログアウトボタンを押すことで表示される。
画面より実行したいボタンを選択する
設定マネージャー
設定マネージャーを選択することで表示される
設定は個人設定、ハードウェア、システム、その他にカテゴライズされており多くの設定をGUIで可能
設定の内容によってはroot権限が要求されるため事前に設定しているパスワードを入力する。
root権限を要求される設定は重要で影響が大きいので慎重に実施すると共に判断ができない場合は変更しない
ファイルマネージャー
標準でインストールされているファイルマネージャーはthunar
ディレクトリー、ファイルの管理を行うアプリでありマウントされているメディアについて操作する
ログインユーザーで許可されているディレクトリー、ファイルを操作することが可能
許可されないディレクトリー、ファイルはroot権限でthunarを実行することが可能だが、細心の注意を払い実施する
firefoxブラウザ
標準でインストールされているブラウザはfirefox
メニューを日本語化するにはリファレンスで言語を日本語に変更する
chromeはgoogleのサイトよりダウンロード(.deb)してインストーする
chromeのオプンソース版のchromiumはパッケージインストーラーよりインストール可能
パッケージアップデータ
パッケージアップデーターで更新のチェック、パッケージインストーラーの起動が可能だが、全てroot権限が必要
パッケージインストーラーにはmxパッケージインストーラーとsynapticの二種類用意されている。
ターミナルを使用ししたコマンドも利用可能だが、特に理由がなければ用意されたGUIを利用する
パッケージアップデート確認
パッケージアップデートの確認は起動後に自動で行われてアップデート管理に有無が表示されるがマニュアルで確認したい場合はパッケージアップデータより更新のチェックを選択することで画面でが表示される。起動時にroot権限が要求される
更新があれば有無が表示されるのでパッケージアップデートを実施
パッケージアップデート
パッケージアップデートが確認された場合はパッケージアップデートを実行することで画面が表示される
アップクレード選択で起動時にroot権限が要求される
MXパッケージインストーラー1
popular applicationsとしてカテゴリー別に選択が可能で、インストール済みのパッケージは薄い色の文字で表現している
MXパッケージインストーラー2
stable repoとしてアルファベット順に表示され、インストール済みのパッケージは薄い色の文字で表現している
synapticパッケージインストーラー
synapticアプリを使用してパッケージのインストールを行う。起動時にroot権限が要求される
LibreOffice
microsoft officeの代替オフィスソフトであり、MacOS,Windowsでも利用できる
文書作成(Writer)、表計算(Calc)、プレゼンテーション(Impress)、図形作成(Draw)、数式(Math)、データベース(Base)が含まれている