Tasker使い方

  • 約200以上のパーツ(部品)をシェルスクリプトの様に組み合わせてAndroidスマートフォンのほとんどの機能を自動化するアプリ

  • Androidスマートフォンのほとんどの機能を自動化する事でアプリを作成した様に動かすことができるツールです
    Automateに比べると非常に多彩な事が可能で画面も作れるのでアプリとほぼ同じことができ日本語化されているので使いやすい
    また、APKとして出力できるのでTaskerがない端末へインストールもできる

  • 5サンプルを用意
    文字が小さいものは拡大して下さい

インストール1

インストール2

  • Settings(設定ユーティリティ)

  • App Factory(アプリ生成)

Tasker Webサイト

  • Userguide(5.0+) enでUserguideページへ

Tasker Userguide

  • 英語サイト

Tasker ユーザーガイド

  • 日本語サイト

各種設定1

  • 初期画面

  • 各種セッテイング

設定1

  • 画面操作

  • 監視

設定2

  • アクション

  • その他

各種設定2

  • データ

  • 情報

  • その他

オブジェクトの関係

  • Taskerで設定するプロファイル,タスク,シーン,変数の関係およびプロジェクトとの関係を表現

  • プロファイルとはタスクを実行するきっかけ(トリガー)を指定する

  • タスクとは実際の行うパーツ(部品)をスクリプトの様に定義して一連の処理を構成する

  • シーンとは画面の構成と各フィールドを操作した時の振る舞いを定義してタスクと連動しながら特定の処理を行う(画面を伴わなければ不要)

  • 変数とは処理を行う上で必要な値を一時的または恒久的に保持して全体を制御する、パーツ(部品)によっては使用する変数が決まっている為ユーザーが変数を用意しなくても決まった変数を利用できる

プロファイル設定

  • アプリ

  • イベント(詳細は2番目の図)

  • 日付

  • 時間

  • 状態(詳細は3番目の図)

  • 現在地

プロジェクトインポート

  • sampleプロジェクトを以下からダウンロード
    tasker-sample
    (画面中央にダウンロード指示が出ないときは右上のダウンロードマークのボタンを押して下さい)

  • ホーム画面のホーム長押しで「プロジェクトを取り込み」を選択

  • ダウンロードしたフォルダよりsamplePを選択してインポート

サンプル設定1

  • サンプルのプロファイル

  • サンプルのタスク

  • サンプルは5個用意していますのでインポートして利用

  • sample5は端末を左右に振ることで起動する設定になっているがプロファイルで無効化できる

  • 各サンプルはタスクから実行することで利用できる

  • 細かい設定はsampleで確認

サンプル設定2

  • サンプルのシーン(画面)

  • サンプルの変数

サンプル設定3

  • sample1
    表示された内容の選択と確認を行う画面を表示する

  • sample2
    画面で入力した内容を行単位でテキストファイルに追加する

サンプル設定4

  • sample2で使用するファイルの作成(sample2で自動作成)
    /storage/emulated/0/z-sample/sample.txt

  • テキストエディターでファイルの内容表示
    sample.txtの内容の確認

サンプル設定5

  • sample3
    表示された画面にシェルコマンドを入力すると結果を表示する

  • sample4
    音声で目的地を言えばグーグルマップの経路案内を表示する

サンプル設定6

  • sample5初期画面表示タスク

  • sample5シーン(画面)の設計画面
    項目はメッセージ,説明テキスト,目的地入力,音声入力ボタン,ナビボタンの5個より構成

サンプル設定7

  • sample5画面のメッセージ項目設定

  • sample5画面のテキスト項目設定

サンプル設定8

  • sample5画面の目的地項目設定

  • sample5画面の目的地項目設定で入力された後のタスク設定

サンプル設定9

  • sample5画面の音声入力ボタン設定

  • sample5画面の音声入力ボタン設定でタップ後のタスク設定

サンプル設定10

  • sample5画面のナビボタン設定

  • sample5画面のナビボタン設定でタップ後のタスク設定

サンプル実行1

  • タスクよりsample5の実行

  • sample5で目的地のキーボード入力

  • sample5で目的地の音声入力

サンプル実行2

  • sample5の入力した目的地の表示(音声入力の場合)

  • sample5で入力した目的地を画面に反映表示

サンプル実行3

  • sample5の入力した目的地の確認

  • 「はい」でGoogle map 経路案内表示
    「いいえ」で目的地入力初期画面へ戻る

  • Taskerに標準として%ABC全て大文字変数と%def全て小文字の変数の2種類用意されており、前者は組み込みのグローバル変数で後者は利用するパーツ(部品)ごとのローカル変数が指定されている
    一方、Taskerのユーザー変数は2種類ありフロー内のみで有効な全て小文字のローカル変数(%xxx)と、全てに有効な1文字目が大文字のグローバル変数(%Yyy)があり共にタスクやシーンで定義して利用できます
    これ以外で変数を制御するにはテキストファイルを利用する方法もあります

  • データベースについてはAndroid用のSQLiteが利用でき、配列も利用できますのでデータベース連携も可能です

  • スクリプト系の言語に比べると制限が多いのですが、シェルスクリプトの他にJavaオブジェクト,Java関数,JavaScriptも利用できますのでAndroidの通常開発に近いアプリを作成する事ができます
    また、多くのパーツ(部品)を理解する事でJavaやkotlinを利用したAndroidアプリの開発を行う場合の基礎知識としても役に立ちます

  • 色んなことができますのでいつも利用している端末ではなく壊れても再インストールできるお遊び用の端末を用意することをお勧めします